小学生にもできる!台風の備え方|楽しく身につける防災の知恵
台風の季節になると、突然の強い雨や風でびっくりすることもありますよね。
でも、あらかじめ備えておくことで、台風が来ても安心して過ごすことができるんです。
この記事では、「台風備え 小学生向け」という視点から、子ども自身ができる台風への備えを、やさしく・わかりやすく解説します。
おうちの人と一緒に、今日から少しずつはじめてみましょう!
台風ってどんなもの?こわさを知って正しく備えよう
台風は、強い風と大雨をともなってやってくる自然災害です。
とくに注意したいのはこんなこと:
-
木が倒れるほどの強い風(暴風)
-
道路が川のようになるほどの雨(豪雨)
-
停電や断水(電気や水が使えなくなること)
-
インターネットやスマホがつながりにくくなること(通信障害)
でも、こわがりすぎる必要はありません。大切なのは、しっかり準備しておくことです!
小学生にできる!台風の備えチェックリスト
1. 「防災リュック」をつくってみよう
非常時に持ち出すリュックを準備しておくと安心です。
入れておきたいもの:
-
懐中電灯(LEDの小さいものでもOK)
-
ホイッスル(助けを呼ぶときに使えます)
-
水(500mlのペットボトル)
-
お菓子(賞味期限が長いもの)
-
替えの下着・靴下
-
雨がっぱや折りたたみ傘
-
ポケットティッシュ、ウェットティッシュ
-
家族の電話番号や住所を書いたメモ
リュックは背負いやすくて軽いものを選びましょう。
2. 「家族とのルール」を決めよう
-
台風がきたときはどこに集まるのか
-
連絡がつかないときはどうするのか
-
一人のときに台風が来たらどう行動するか
こうしたルールを家族みんなで話し合っておくことが大切です。
3. おうちの中の「危ない場所」を知ろう
台風のときは、窓の近くやベランダにいると危険です。
ガラスが割れて飛んでくることもあるので、できるだけ離れて過ごしましょう。
また、夜のうちに台風が来る場合にそなえて、
-
カーテンを閉める
-
物が飛ばされないようにベランダを片づける
など、大人といっしょに準備しておくと安心です。
おうちでできる!楽しい防災トレーニング
備えは「こわいこと」ではなく、「たのしいゲーム」にして覚えるのがおすすめ!
防災ビンゴ
家にある備えグッズを探して、ビンゴカードにチェック!
-
水
-
ラジオ
-
カセットコンロ
-
電池
-
ガムテープ
-
懐中電灯
-
ばんそうこう
-
ホイッスル
全部そろったらごほうびに好きなおやつを♪
おうち避難訓練
「もし台風で停電になったら?」と想像して、夜に電気を消して過ごしてみる体験もおすすめです。
-
懐中電灯だけでトイレに行ってみる
-
暗い中でお話しながら、落ち着いて行動できるかチェック
ちょっとドキドキするけど、きっと自信がつきます。
台風が来たときに気をつけたいこと
-
むやみに外に出ない(風で物が飛んでくることがあります)
-
川や用水路には近づかない(とても危険です)
-
SNSのうわさは信じすぎない(正しい情報はテレビやラジオで)
最後に:小さな備えが、大きな安心に変わる
小学生のうちから台風について知っておくと、いざというときに落ち着いて行動できます。
「自分にもできることがある!」と感じられると、不安も少しずつ減っていきますよ。
家族で楽しく話しながら、防災について考える時間をつくってみてくださいね。